死亡退院患者割合は、入院治療の結果に関わる指標です。 同時に、病院は人が亡くなる場所でもあるので、 どの程度の値が望ましいかも簡単に言うことはできません。 そのため、医療の質を直接反映するものではありません。 病院の医療活動の性格(急性期 or慢性期)、 職員数や病床数といった病院の構成、さらに地域特性によって影響を受けます。 そのため、他の病院との比較には適さない指標です。

2014年度の結果の解釈

2011年から2014年まで分母となる退院患者数に大きな変動無く、死亡数も大きな変動していません。 昨年も今年も死亡退院割合は6.0%と安定しています。ここ数年、当院の死亡退院割合は大きな変化がないと言えます。

指標の計算式、分母・分子の解釈
  各指標の計算式と
分母・分子の項目名
解釈
分子 死亡退院患者数-入院後48時間以内死亡(人) 精死亡率(死亡退院患者数-入院後48時間以内死亡)、緩和ケア病棟含む
分母 退院患者数(人) -
医療の質向上・公開推進事業」データより
(全日本民医連 2011年60施設、 2012年70施設、 2013年83施設、2014年79参加)
年度 最大値 中央値 最小値
2011年 16.7% 5.5% 0.0%
2012年 18.4% 5.8% 0.0%
2013年 17.5% 5.8% 0.0%
2014年 31.0% 6.0% 0.1%