褥瘡新規発生率は、提供されるべき医療の重要な項目であり、栄養管理、ケアの質評価にかかわる指標です。
2014年度の結果の解釈
2014年は1.30%であり、2011年の1.25%、2013年の1.23%よりはやや増加しているものの、安定していると考えられます。
入院時には全患者に対して褥瘡危険因子を評価し、危険度の高い患者については褥瘡予防対策を立案し実践しています。
褥瘡が新規発生した場合は、皮膚排泄ケア認定看護師への報告と共に、発生要因について分析し、要因の除去と早期治療に努めています。
各指標の計算式と 分母・分子の項目名 |
解釈 | |
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分子 | 入院後に新規に発生した褥瘡の数(別部位は1として計測) | ひとりの患者でも複数発生した場合はその個数を算出する。 |
分母 | 調査月の新入院患者数+前月最終日在院患者数(24時現在) | - |
「医療の質向上・公開推進事業」データより
(全日本民医連 2011年60施設、 2012年70施設、 2013年83施設、2014年76施設参加)
(全日本民医連 2011年60施設、 2012年70施設、 2013年83施設、2014年76施設参加)
年度 | 最大値 | 中央値 | 最小値 |
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2011年 | 7.3% | 1.2% | 0.2% |
2012年 | 6.9% | 1.2% | 0.1% |
2013年 | 6.9% | 1.2% | 0.04% |
2014年 | 5.0% | 1.1% | 0.05% |