当院では、患者様が病院に対してどのように評価しているかを把握するために毎年1回満足度調査を行っています。 治療の結果や説明、療養環境などに対する患者の満足度は、医療の質を図る上で直接的な評価指標となり、接遇や環境整備の改善していくための資料となります。

2016年度は、満足していると回答した割合は、退院で83.2%、外来で70.3%となりました。

退院・外来とも2015年度と比較して満足度は低い結果となりました。 調査結果をもとに、日頃提供している医療サービスについて、患者様がどのように評価しているかを把握することができました。この結果を病院全体にフィードバックし、より一層のサービス向上を図っていかなければならないと考えています。

指標の計算式、分母・分子の解釈
  各指標の計算式と
分母・分子の項目名
解釈
備考 調査は年に1度、外来患者を対象とした調査は3日間、退院患者を対象とした調査は約1ヶ月実施している。
分子 A)退院患者で「満足」「やや満足」と回答した合計
B)外来患者で「満足」「やや満足」と回答した合計
 
分母 A)退院患者の有効回答数
B)外来患者の有効回答数
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医療の質向上・公開推進事業」データより
(全日本民医連 2011年60施設、 2012年70施設、 2013年83施設、2014年46施設、2015年50施設、2016年51施設参加)
A.退院患者
年度 最大値 中央値 最小値
2011年 99.2% 86.3% 59.4%
2012年 100.0% 86.9% 60.9%
2013年 100.0% 85.5% 34.3%
2014年 100.0% 86.0% 49.3%
2015年 100.0% 85.9% 55.6%
2016年 100.0% 85.9% 64.3%
B.外来患者
年度 最大値 中央値 最小値
2011年 95.5% 84.9% 56.3%
2012年 98.9% 83.1% 35.3%
2013年 97.4% 82.8% 54.6%
2014年 98.6% 81.1% 50.0%
2015年 96.8% 83.4% 21.6%
2016年 97.8% 81.6% 10.5%