介護職員等によるたんの吸引等第3号研修(特定の者対象)実施要項 実地研修のみ

2. 受講料

  • 実地研修 10,000円(実地指導事業所への委託料8,000円を含む)
    • 喀痰吸引のみ、経管栄養のみ、喀痰吸引・経管栄養両方の場合も同料金です。(実地指導事業所への委託料8,000円を含む)
    • 事務手数料を含みます。
* 上記金額に消費税が別途かかります。事務手数料は含まれます。

3. 受講対象者

介護福祉士、在宅や介護関係施設の介護職員、障害者(児)サービス事業所及び障害者(児)施設等(医療機関を除く。)の介護職員、特別支援学級の教員、保育士等(以下「介護職員等」といいます。)、特定の者に対してたんの吸引等の行為を行う必要のある者で第3号研修基礎研修を終了している者。

4. 申し込みについて

実地研修申し込み

担当者へ電話かメールで連絡をいただき、確認後に郵送でお申し込みください。
以下の場合は、実地研修は受講できません。
  • 利用者主治医からの「介護職員等喀痰吸引等指示書」が無い場合。
  • 実地研修において、協力いただくことに利用者からの同意が得られていない場合。
  • 実地研修における指導者(※1)が確保できていない場合。

提出書類

封筒の表に朱書きで「たん吸引(特定の者)研修申込書在中と記載すること
  1. 1-1 受講申込書
  2. 1-2 受講要件等チェック表
  3. 返信用角形2号(A4用)封筒(120円切手添付)1枚 (修了証を郵送するためのもの)
  4. 基本研修の修了証明書や、認定特定行為業務従事者認定証などの写し
  5. 主治医が記載した「介護職員等喀痰吸引等指示書」又は、「研修指示書」の写し
  6. 利用者(家族)が記載した「説明書兼同意書」の写し
  7. 実地研修 実施機関承諾書」の原本
*提出書類についての詳細は最後に記載しております。

申込先

〒985-0835
宮城県多賀城市下馬2丁目17番7号
公益財団法人宮城厚生協会介護事業部 (担当: 須田祐斗)

受講料の支払

方法: 研修受講決定後、振り込み口座と合わせ、受講決定のお知らせをお送りします。指定口座へお振り込みください。
* 受講決定は、申込書類を確認し、適格と認められた方のみ受講可とします。定員を上回った場合は、受講の優先性・必要性等について勘案の上、 受講決定し、Eメール、Faxで連絡します。

実地研修実施

受講料の支払後に実地研修の日程を指導者と調整し実施してください。
実地研修終了後、指導者より報告書が届きましたら修了証を送付します。

実地研修終了後の宮城県への手続き等

実地研修終了証では特定行為は認められておりません。
「認定特定行為業務従事者認定証」交付手続を宮城県へお願いします。
*手続きの詳細は、宮城県障害福祉課ホームページを参照してください。

5. 受講上の注意事項

  • 次の事由に該当し受講の取消しを行った場合、受講料(振込手数料は受講者の負担とし、料金から手数料を差し引いた金額)を銀行振込で返却します。
    • 天災地変が生じた場合
    • 事故等により公共交通機関が遮断された場合
    • その他、やむを得ない理由があると研修委員会が認めた場合

6.その他

  • 研修の実施に当たっては、個人の権利利益を侵害することのないよう、本研修における業務に関わるすべての個人情報の取扱いを適正に行い、関係者への周知徹底を図ります。
  • 受講希望者から申し込み時に寄せられた個人情報については、本研修の運営及び修了者名簿作成、修了証発行等の為にのみ使用します。
  • 研修責任者及び苦情申出先窓口
    研修責任者 公益財団法人宮城厚生協会看護部長 早坂菜穂子
    苦情申出先 公益財団法人宮城厚生協会介護事業部 相談窓口
    022-361-1158 担当: 須田祐斗

《研修申し込み時の提出書類詳細》

  1. 「介護職員等喀痰吸引等指示書」または、「研修指示書」: 利用者の主治医に記載してもらう。
  2. 「説明書兼同意書」:実地研修に協力していただくことについて、利用者に書いてもらう。
  3. 実地研修 実施機関承諾書」:実地研修の指導者(※1)を確保し記載してもらう。
    対象者の自宅へ訪問している看護師と契約を行い指導者になっていただきます。承諾、契約後に、指導事業所へ依頼書を当機関より送ります。

《申し込み後の流れ》

  1. 申し込み書類が届いたら、宮城厚生協会介護事業部から指導者へ、以下の書類を送付します。「実地研修委託依頼書」、「主治医指示書」の写し、「評価方法と評価票」、必要な方には、指導者資格取得用DVDを送付する。
  2. 実地研修日程の調整: 実地研修受講者と指導者で、実地研修日程を調整する。
  3. 受講事業所にて「計画書」作成: 「主治医指示書」と指導看護師等の助言を参考に作成し、利用者に提示する。
  4. 実地研修の実施: 実地研修を実施する。(指導者が評価表を記入する。)
  5. 研修の修了: 実地研修指導者に修了と認められたら、研修履修表に記載してもらう。

《実地研修が終わったら》

指導者対応
  1. 書類の送付: 実地研修指導者から、4種の書類を返信用封筒で「公益財団法人宮城厚生協会介護事業部(担当: 須田祐斗)へ郵送していただきます。
    1. 「喀痰吸引等研修実施結果報告書」の原本
    2. 「評価票」の原本
    3. 「指導者資格(受領書など)」の写し
    4. 「委託料振込口座登録票」
  2. 実地研修委託料の振り込み: 宮城厚生協会介護事業部より、指導者が指定する金融機関の口座へ、介護職員1名に付き8,800円を振り込みます。
受講者対応
  1. 修了証の発行:受講修了者へ、宮城厚生協会介護事業部より、郵送します。
  2. 「認定特定行為業務従事者認定証」交付手続:受講修了者は、宮城県へ手続きしてください。
    ※ 手続きの詳細は、宮城県障害福祉課ホームページを参照してください。
    参考様式《1-1 介護職員等喀痰吸引等指示書、1-2(実地研修用)主治医指示書、2-1 利用者同意書、2-2 (実地研修用)利用者同意書、3 計画書、4 主治医報告書、5 ヒヤリハット報告書 》
    (各事業所で使用している様式があれば、そちらを使ってください。 指示書は、利用者さんの主治医が発行する様式があれば、そちらで構いません。)

たん吸引等指導者養成事業について(実地研修を指導する看護師等対象)

実地研修指導者となる方が、指導者資格をお持ちでない場合は手続きが必要となります。
下記の書類をダウンロードし、指導をお願いする看護師等にお渡しください。
  1. 指導者養成事業実施要綱
  2. 別紙1 指導者自己学習申込書
  3. 別紙2 自己学習実施報告書
「実地研修 実施機関承諾書」が届いたら、必要な方には、宮城厚生協会介護事業部が指導者資格取得用DVDを配布します。

(※1)実地研修「指導者」とは

医師・看護師(准看護師除く。)・保健師・助産師。 介護職員等によるたんの吸引等の指導者となるために、厚生労働省が定める「指導者用マニュアル・DVD」により自己学習を修了した者等。(6ページ参照)