訪問リハビリチーム

訪問リハビリテーション(以下リハビリ)とは?

要介護または要支援状態にある利用者が、その有する能力に応じて、可能な限り居宅において自立した生活を営むことができるようリハビリテーションスタッフが訪問し、生活の質の確保及び向上を図ると共に、安心して日常生活を過ごせることができるよう支援することです。

それぞれの利用者の住宅状況に合わせた支援を行っています。 具体的には、

  • 日常動作練習や福祉用具や住宅改修の提案
  • ご家族への介護指導
  • 運動機能向上運動や体力向上運動などや調理や掃除
  • 裁縫などのセルフケア以外のリハビリ
  • 言語聴覚士訪問による言語機能や嚥下機能向上練習

なども行なっています。

事業所の概要

スタッフは、医師(1名)、理学療法士(5名)、作業療法士(4名)、言語聴覚士(2名)の計11名で担当しています。

非常勤として、同法人の近隣の2つの訪問看護ステーション(つくし・しおかぜ)からも訪問しています。

訪問地域は、主に塩釜・多賀城・七ヶ浜・利府です。
1日のスケジュールは下記の表の通りです。
スタッフの1日の訪問件数は、基本的には4件で、多い時には5件です。
天気の良い日には、海を眺めながらちょっとしたドライブ気分を味わいながら訪問しております。

利用者数は、2013年11月現在で、医療保険・介護保険合わせて、病院・訪問看護ステーション全体ともに、それぞれ約40名ほどです。


訪問リハビリ利用者は、脳血管疾患・整形疾患・がん・難病・呼吸器疾患・廃用症候群・小児疾患など多岐にわたります。

自宅退院直後に訪問リハビリを利用し、必要な福祉用具の導入や住宅改修を実施することで、利用者・家族双方にとって、負担の少ないスムーズな在宅生活を送ることができるよう支援させていただきます。
また、在宅で生活されている方で、ベッドの乗り移りなど大変になってきた時など在宅生活に支障が生じた際にも、生活再建のお手伝いをさせていただきます。
身の回りのことばかりではなく、調理や掃除などの家事や裁縫などセルフケア以外のリハビリも可能です。

2013年9月より言語聴覚士の訪問が本格的に開始しております。嚥下、構音障害、失語、高次脳機能障害などでお困りの方は、ご相談ください。

訪問リハビリを受けてみたい方や在宅生活に不安のある方は、当院リハビリスタッフ・ソーシャルワーカーまたは担当ケアマネジャーに是非一声かけてください。

訪問リハビリスタッフのとある1日

火・木曜日の朝は、スタッフ間でカンファレンスを実施し、情報の共有を図っています。
また、月1回リハ科医師とのカンファレンス、2ヶ月に1回、各訪問看護ステーションとのカンファレンスを実施しています。
そのほかにも、担当者会議にも積極的に参加し、他職種との連携を図っております。

8:30-8:50 リハ全体朝会 訪問朝会
9:00-12:30
  • 1件目、2件目の訪問
  • 記録・書類
12:30-13:30 昼休み
13:30-17:00
  • 3件目、4件目の訪問
  • 記録・書類

その他のチーム体制