言語聴覚部門

言語聴覚士とは

生まれつき、ないしは病気や事故、または年齢を重ねる事により、 話す・聞く・食べることに問題が生じた方々を支援するリハビリテーションの専門職です。

言語聴覚士は患者さん・利用者さんに検査・評価を実施し、必要に応じて練習・助言等を行っています。
また、必要に応じて検査部門や薬局など他の職種と協力してチームとしてリハビリに取り組んでいます。

当院の言語聴覚士は

当院には11名の言語聴覚士が在籍しています。

成人の入院・外来・通所における急性期~維持期までのリハビリテーションに携わっています。
また、次のような多岐にわたる支援を通して、患者さん・利用者さんが自分らしくいきいきとした生活がおくれるよう、日々業務に励んでいます。

  • 脳血管疾患や頭部外傷による失語症をはじめとした高次脳機能障害・発声構音障害・摂食嚥下障害への支援
  • 食欲不振や肺炎や心疾患等内科疾患による摂食嚥下障害への支援
  • 認知症診断における神経心理検査の実施

そのほかにも、

  • 自動車運転再開への支援(自動車がないと生活が困難な方が多い地域性への対応)
  • 増加傾向のある重度の摂食嚥下障害への支援(嚥下内視鏡・嚥下造影検査を活用)

にも力を入れています。