呼吸器外科のご紹介

当院の呼吸器外科は、原発性肺癌に対する肺葉切除、区域切除、系統的リンパ節廓清を完全な胸腔鏡下に実施できる、宮城県内でも数少ない施設のひとつです。 完全胸腔鏡下肺葉切除は、従来のいわゆる胸腔鏡補助下手術（主に小開胸創から覗きこんで手術し、胸腔鏡は補助的に用いる手術）とは、技術的に全く一線を画す手術で、当院では、この技術を原発性肺癌のほか、転移性肺腫癌、縦隔腫瘍、胸膜腫瘍、自然気胸の手術にも適用し、低侵襲の呼吸器外科手術を行なっております。 もちろん、肺全摘や合併切除の必要な肺癌症例、浸潤傾向にある縦隔腫瘍などに対しては従来通りに開胸や胸骨正中切開での手術も行なっております。

医師のご紹介

  佐澤 由郎（副院長 / 外科診療部長・消化器センター長 / 弘前大学93年卒）