平和運動

生命を人類、地球的視点でとらえる平和運動

戦争は健康と生命に対する最大、最悪の破壊行為。

生命の守り手である医師として、その職務に誠実であろうとするならば戦争と平和の問題を避けて通ることは出来ません。戦争は健康と生命に対する最大、最悪の破壊行為に他ならないからです。まして核戦争が人類の存続さえ脅かしている現代においては、「医の倫理」の第一のテーマとして核兵器廃絶の課題をこそ論ずるべきでしょう。

私たちは平和を脅かす事態が発生するたびにみなで討議し、様々な形で意思表示をしてきました。また、全世界の平和運動の結節点となる夏の広島、長崎の世界大会に向けてアピール署名を集め、募金を募って毎年代表を送っています。

国際的な医師の組織である「核戦争防止国際医師会議」(IPPNW:1985年ノーベル平和賞受賞)の活動に連動する県内の組織として「核戦争を防止する宮城医師、歯科医師の会」がありますがその会員となって活動している医師もおります。

21世紀にむけて核兵器の無い平和な世界を築いていくために若手医師の平和運動への積極的な参加が期待されています。