クリニック紹介

病のある人として寄り添う 若林クリニック所長 沖本 久志

はじめまして、若林クリニック所長の沖本久志です。

私は今まで、糖尿病専門医として糖尿病(血糖値が高い)のある方を、おもに診てきました。
その中で学んだ一番のことは、【糖尿病患者】として、ではなく【糖尿病のある人】として接するということでした。いろいろな病気がありますが、すべての病気を持つ方に共通する接し方だと思っています。私たちは、当クリニックへ来られる方には【病のある人として寄り添う】という姿勢で接して行きたいと考えています。

病気の治療は私たちだけでは行えません。病をもつ方の協力があって、はじめて成り立ちます。私たちと、一人の人として接していただき、遠慮なく話をしてもらい、一緒に治療に取り組んで行けたらと思っています。よろしくお願いします。

診療方針

私がこれまで専門医として主に診てきた糖尿病のある方は、他にもさまざまな病気を持っていました。とくに高血圧症(血圧が高い)や脂質異常症(コレステロールや中性脂肪が高いなど)が多かったので、一番経験した疾患になります。

この糖尿病・高血圧症・脂質異常症は、脳卒中や心筋梗塞および狭心症と言った血管の病気を引き起こしやすいことがわかっています。このような病気を持つ方は、自分でわかる症状(自覚症状)が出にくいため、何ともないことが多いです。そのため心電図、胸のレントゲン、エコー、脈波(血管の状態)、血液と尿検査などで状態を調べることをすすめています。目標の値になっているか、いまのからだの状態は大丈夫なのかを一緒に確認します。
目標の値に届いていない時に、治療を相談させてもらいます。具体的には、食事(食べること)と運動(動くこと)について、栄養士・看護師あるいは私から話を聞いてもらいたいです。その上で、うまく行かない時にはじめてクスリを考えます。クスリについては、それぞれの方に合ったものを示しますので、不安があれば遠慮なく相談してもらえるとありがたいです。

また総合内科専門医として、いろいろな内科疾患についても学んできました。可能な範囲で診断し、必要な治療を相談します。ただ、こちらでは対応が難しい時には連携する病院への紹介を検討します。