2月7日、8日に塩釜、七ヶ浜、利府、松島、大郷の各自治体を回る、
要請行動を行う県社保協、塩釜社保協合同の自治体キャラバンへ参加しました。
詳細はこちらのPDFを参照ください。>> [社会保障委員会NEWS 2012年02月23日号]
塩釜で2年間水道が止められていた事例
塩釜市国保の短期証の留め置きは、受け取りの際に納税相談を行い世帯状況を把握するための対応で、
短期証の郵送は行ってない、という回答でした。
短期保険証の留め置きには、相談待ちという言葉に置き換わり現在267件の無保険家庭を生み出しています。
要請の中では、11月に生活と健康を守る会(生健会)に持ち込まれた相談事例がだされ、
4人の子どもを持つ母子家庭で2年間水道が止められていた事例が報告されました。
短期証の留め置きや民生委員、水道局、市の職員の横のつながりの薄さなどが生健会・虎川会長より訴えられました。
七ヶ浜での1ヶ月短期証への抗議
七ヶ浜町は前回のキャラバン時、国保短期証を発行していない自治体でしたが、
震災後は当院窓口にて確認されただけでも20件、そのうち半分がわずか1ヶ月の期間しかない短期保険証でした。
1ヶ月の短期証では長期でかかる疾患は対応できません。
- なぜ1ヶ月という短期証が発行されるのか?発行基準はどういったものなのか?
- 1ヶ月の方は毎月役場へ取りに来なければならないのか?
- 留め置きの件数はあるのか?
などの問いに、町として滞納者に行っていく方針だ、として明確な回答は得られませんでした。
仮設集会所での健康相談会も引き続き開催しています。
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1月26日は多賀城・城南で冨山医師・看護師2名で8名参加
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2月2日は塩釜・伊保石で渡辺瑞先生・看護師・検査・つばさ薬剤師で7名の参加
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2月9日は七ヶ浜・スポーツ広場で看護師3名・検査・放射線で15名の参加
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2月16日は多賀城・山王で今田院長・看護師・リハの参加で13名参加
七ヶ浜では、検査の佐藤龍技師長が凧持参で参加、学校帰りの子供たちに大好評で早速凧揚げに走り回っていました。
3月27日、七ケ浜で凧揚げ教室
佐藤龍技師長所属の仙台凧の会が春休み中の3月27日に七ヶ浜仮設集会所3か所で凧作りを指導します。
その後スポーツ広場で一斉に凧揚げをする予定です。