塩釜市の国保を良くる会は、1月18日に塩釜市の国保年金課と懇談を持ちました。
これは、一昨年から国保財政状況や短期証・資格証の運用を話し合うために開催してきたもので、今回で2回目になります。
塩釜市からは、保健福祉部長以下関係課長も出席しました。
詳細はこちらのPDFを参照ください。>> [社会保障委員会NEWS 2012年01月20日号]
塩釜市国保税、来年度引き下げ後も引き続き県内一の高額、利府町の1.3倍以上、年間12万円も高い
冒頭、要請していた資料の説明があり、12月議会で平成24年度から国保税の改定を行い平均3.9%の引き下げを行ったこと、この改定は今後2年間の国保財政計画の中で行ったこと、平成23年度の医療給付費の伸びについては、4月~11月実績で例年前年比2%弱の増加だが、平成23年度は前年比約3%増で推移していることが出されました。
また、改定後の国保税の2市3町との比較や短期証・資格証の状況については、以下の状況が示されました。
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平成24年度2市3町国保税額と所得比
~モデルケース: 課税所得167万円・固定資産税5万円・4人世帯・介護保険対象2人~
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塩釜市 |
多賀城市 |
松島町 |
七ヶ浜町 |
利府町 |
国保税額 |
453,900円 |
390,700円 |
370,000円 |
368,200円 |
330,500円 |
所得に占める割合 |
22.7% |
19.5% |
18.5% |
18.4% |
16.5% |
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短期証・資格証発行状況(平成23年12月末現在:世帯)
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交付対象 |
交付数 |
短期証 |
886 |
662 |
資格証 |
94 |
51 |
- 短期証交付対象から交付数を引いた224世帯は、留め置き世帯。
- 資格証の交付対象から交付数を引いた43世帯は、住所不明の郵送戻り。
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滞納整理機構への移管件数(平成23年12月末現在)
33件: 3,506万円
よくする会、県内一高い国保税の再度の引き下げ、短期証の留め置き世帯の解消を要求
良くする会からは、平成24年度の国保税引き下げ後も引き続き県内一高い国保税額であることから、
2年間の推移を待たずに平成25年度についても再度の引き下げを行うこと、
短期証の留め置き世帯については仙台市は2週間程度の留め置きで郵送しており、
長期の留め置きは厚生労働省の通知にも違反していることから、一定期間経過後は郵送することを要請しました。
また、長期間の留め置きは受診抑制につながることから、
保険者としても当該世帯についてはレセプトデータによる受診歴等の確認を行うことも要請しました。
市財政課からは、引き続き短期証は留め置くこと、長期留め置き世帯のレセプトデータ確認は検討することが出されました。
また、短期証の期限が閉庁期間の年末12月31日となっているは塩釜市だけであり改善を求めたところ、
来年からは改善する旨の回答がありました。
良くする会としては、今後も国保税額の再度の引き下げ、留め置き短期証改善の取り組みを求めていきます。
1月5日: 塩竈市体育館
今田院長、介護保険室から参加。友の会からも地域の役員さんが2名参加。
今田院長は、市保健婦の要請で2軒同行訪問。
「不活発症候群で慢性疾患が増悪している」と保健婦さんに申し送りしました。
1月12日: 七ヶ浜(初開催)
15名が来場されました。
1月19日: 多賀城公園
山田副院長、4・6階看護師3名、つばさや組織課からも参加。15名が来場されました。