詳細はこちらのPDFを参照ください。>> [社会保障委員会NEWS 2011年12月02日号]
塩釜市の国保をよくする会は、市議会・市長選挙後初の市長面談を申し入れ、12月2日11時より行いました。
内形副市長・佐藤国保年金課長が対応し、塩釜市議会12月定例会に国保税の引き下げ案を提案することが明らかにされました。
具体的な国保税引き下げ案の内容は、以下の通りです。
医療保険分 |
現行 |
改定後 |
変更幅 |
所得割 |
8.85% |
8.10% |
▲0.75% |
均等割 |
32,000円 |
31,000円 |
▲1,000円 |
この改定によって、年間保険税は、モデル世帯(4人家族・介護該当2人・年間所得200万円・固定資産税5万円)で年間国保税が、 現行470,400円から平成24年度は453,900円に年間16,500円・3.51%の引き下げとなります。
なお、塩釜市の国保会計全体では、2人世帯や軽減世帯もあることから、平均では1世帯年間7,293円・3.88%の引き下げとなります。
良くする会としては、平成23年度末の見込みとして国保基金に3億1400万円の積み立てができる見込みであること、
年間1人1万円の引き下げで必要な予算は年間1億6500万円であり、
国保基金積立金と一般会計からの3千万程度の繰り入れを行えば、
平成24・25年度の2年間は引き下げが可能であることを要望しました。
市としては、現在震災関連の対応で財政見込みが立ちにくいこともあり、
一般会計からの繰り入れそのものが議会の理解を受けにくい状況があるとの説明でした。
良くする会としては、改定後もモデル世帯で年間45万円以上の国保税というのは、
県内で2番目に高い自治体より10%以上高い断トツのトップであるとともに、
全国的にもトップクラスの高額国保税であることから、引き続き国保税の引き下げに取り組むことを表明しました。
よくする会、塩釜市議会議長に国保税の1人1万円引き下げの陳情書を提出
良くする会は、面談後に12月7日から開催される塩釜市議会12月定例会に市の国保税改定案が提出されることから、市議会議長あてに国保税の1人1万円引き下げの陳情書を提出しました。